私たちにとって、これは単なるピッチではありません。ベトナムで製造されたRFIDが日本の市場で何ができるのかを示すチャンスであり、会場で最初にご紹介する製品はRetail Kit RFIDです。
なぜ日本なのか、そしてなぜ今なのか
日本の小売業は長年にわたり、労働効率の向上、正確な在庫管理、そして会計の迅速化へと推進してきました。人手不足と運営コストの上昇により、自動化は「あると便利」ではなく、日々の必須事項になっています。UHF RFIDが埋めるために作られたまさにそのギャップがあり、そのため、ベトナムのテクノロジー企業と日本のパートナーをつなぐ取り組みが非常にタイムリーだと感じています。
12社のスタートアップに選ばれたことで、Nextwavesには、ソリューションを積極的に探している投資家、アクセラレーター、そして小売の意思決定者に直接つながる道が開かれます。私たちはこの機会を有効に活用したいと考えており、そのためには、初めて見たときに「実用的で」「実証されていて」「理解しやすい」製品を前面に打ち出すことが重要です。
Retail Kit RFIDとは実際に何か
Retail Kit RFIDは、長く複雑な導入プロセスなしに、店舗をRFIDで稼働できるように設計されたオールインワンのパッケージです。リーダー、タグ、アンテナ、ソフトウェアを個別に購入して、それらがうまく連携することを期待するのではなく、導入用にそのまま使える「1つのキット」を小売業者が手に入れられます。
大きく言うと、店舗が最も重視する3つの要素をまとめています。
まず、速くて正確な棚卸しです。バーコードスキャナーで行うと何時間もかかっていたフル店舗の在庫カウントを、UHF RFIDリーダーが「1点ずつ」ではなく「多数のタグを同時に」読み取るため、数分で完了できます。この精度は、より良い補充の判断につながり、欠品の発生を減らします。
次に、よりスムーズな会計です。商品は個別にスキャンするのではなくまとめて読み取れるため、カゴからレシートまでの動線が短くなり、スタッフと買い物客の双方にその効果が実感されます。
そして3つ目が、リアルタイム可視性です。棚とシステムの間で在庫状況がズレることなく常に最新の状態が保たれるため、多くの売上ロスや過剰発注の「静かな原因」を防げます。
Nextwavesのエコシステムに基づいて構築
Retail Kit RFIDは単体で完結するものではありません。これは、ハンディ型および固定式リーダー、V-Seriesタグ、アンテナ、自動セルフチェックアウト・キオスクなどを含む、より広いNextwaves Hyperionエコシステムの一部です。これらはすべて連携して動作するよう設計されています。ソフトウェア面では、Easy InventoryおよびNextwaves Cloudプラットフォームに接続し、棚で取得したデータを店舗の管理者が実際に活用できる形へと変換します。
また、RAIN Allianceのメンバーとして、EPC Gen2およびUHF RFIDに対応し、Nextwavesはクローズドなシステムに顧客を閉じ込めるのではなく、オープン標準に基づいて開発しています。これは、既に自社で運用している仕組みにフィットする技術を求める小売業者やパートナーにとって重要です。
東京から持ち帰りたいこと
私たちはTIBへ向かいます。3つの目標があります。1つ目は、Retail Kit RFIDを、日本の店舗で活用できる小売業者やインテグレーターに紹介すること。2つ目は、外部からでは到底理解できないほど、現地市場をよく理解しているパートナーや販売代理店と出会うこと。そして3つ目は、率直なフィードバックを得ることです。新しい現実の要件に触れるたびに、製品はより鋭く磨かれていくからです。
もし「Vietnam - Japan Incubation Program 2026」に参加されるなら、ぜひ私たちを探しに来てください。在庫管理や会計の課題について率直にお話しし、キットを実際に動かす様子をご覧いただきたいと考えています。
イベント詳細
Event: Vietnam - Japan Incubation Program 2026
Date: 2026年6月30日(火)、13:00〜17:00
Venue: Tokyo Innovation Base (TIB)、東京、日本
Admission: 無料
Organized with: innolab and 0→1Booster




